AIを利用したバーチャル看護アシスタントで知られる米Care Angelは、GuideWellの「COVID-19 Health Innovation Collaborative」のファイナリストに選出されたことを明らかにした。
Care Angelによる18日付ニュースリリースによると、同社のANGELはバーチャル看護アシスタントとして、新型コロナウイルス感染症のパンデミック下における深刻な社会問題に対応できる可能性を評価されたとしている。ANGELはオムニチャネルアプローチを用い、パーソナライズされた経過観察やケア管理、バイタルの収集、音声認識技術による服薬アドヒアランスの確保やケアプランの調整など、多岐に渡る機能を単一のプラットフォームで提供する。
医療におけるバーチャルアシスタントは、専門人材リソースの効率利用につながるだけでなく、非接触に基づく感染機会の軽減が注目されている。フローが明確で、重い医学的判断が伴わない領域において、新型コロナウイルス感染症の拡大はAIによる人材の補完・代替を進めるきっかけとなろうとしている。