今回で3度目となる欧州ヘルステック投資フォーラム(EHIF)が12日・13日の2日間、フィンランド・ヘルシンキで開催された。ヘルステック分野での活躍目覚ましいスタートアップ40社と、同分野への関心が強い投資家を一堂に会した。
Helsinki Timesの報道によると、フォーラム開催中にプレゼンテーションやミーティングの機会を与えられた40社は、事前申し込みのあった70以上のスタートアップから選考されたという。各社の有する独創的な技術は、ヘルスケアにおける特に画像診断や症状診断に対するAI利用が目立った。
ヘルスケアAIへの展開としては米国・中国が目立つが、フィンランドは健康施策への重点投資を長く行ってきた背景があり、欧州を代表する健康大国としての自負がある。TechTourは、フィンランドがヘルススタートアップとの連携を進め、デジタルヘルスハブとしての役割を担いたい思惑も報じている。