Odonata Health – 妊婦と胎児を守る産科AI

米ミネソタ州ミネアポリスに所在するOdonata Healthは、非侵襲的なウェアラブルデバイスによって妊婦と胎児のバイタルサインをモニターするとともに、胎児心電図をAIによって解析することで胎児ジストレスの発症を早期に予測する取り組みを行っている。

Twin Cities Businessの報じたところによると、Odonata Healthは現在、Microsoftの投資部門「M12」などが開催する「女性創業者コンペティション」のファイナリストに選出されているという。同コンペティションは、優勝したスタートアップに対して100万ドルの資金提供が約束されるもので、女性創業者に対して公平な活躍の場を創生することが狙い。

Odonata Healthはメイヨークリニックを臨床パートナーとしており、妊産婦の罹患率・死亡率低下を主要な目的に掲げる。米国における妊産婦死亡は問題視されているが、CDCの公表によると、特に出産時には年間700名前後の女性が命を落としているという。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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