COVID-19のパンデミックのなか、妊娠中の女性にとって予測できないリスクと不安が続く。米国の妊娠協会(The American Pregnancy Association)でも、妊婦に対する推奨事項として、クリニック訪問はエコー検査など対面を必要とするものに制限し、日常のケアはバーチャル診療を組み込むことが提唱されている。
同協会によって承認を受けている妊婦向け遠隔管理アプリ「myFetalLife」は、妊婦の体重や血圧・胎児心拍をモニタリングし、AIアルゴリズムの利用で健康管理を行う。また登録された看護師から遠隔でサポート・アドバイスを受けることができる。アプリ開発元 Fetal Life社のニュースリリースで同社 CEOの Riya Shah氏は「妊娠についてのより良い情報に基づいた意思決定を支援することが私たちの目標です」と語る。
Riya Shah氏はノース・オールダム高校在学中の15歳時にFetal Lifeを創設した。withコロナの時代を迎えるなか、彼女の生み出した遠隔管理AIアプリは多くの妊婦に安心を提供し、フェムテックにおけるゲームチェンジャーの好例となるかもしれない。