Concilio – オンラインによる医師セカンドオピニオンサービス

欧州で存在感を強めるConcilioは、新しい医師セカンドオピニオンサービスの開始を公表した。初期の診断医とは異なる医師に診断・治療方針について意見を求める「セカンドオピニオン」は、医療スタンダードになろうとしているが、自身の病状を適切に判断できる医師の探索が容易ではなく、市民にとって大きな障壁となってきた。

AiThorityが28日報じたところによると、Concilioのオンライン・セカンドオピニオンサービスでは、AIによる専門医マッチング機能によって自身に最適な医師の紹介を受けることができるという。医師との遠隔コンサルを経たのち、自身のカルテ記録や検査結果などはプラットフォームを介して当該医師に送付され、実際の対面診察の段階では全ての医療情報が共有されているため、よりスムーズなセカンドオピニオンの取得に結びつられる。

Concilioの共同創業者でCEOのFlorian Reinaud氏は、英オックスフォード大学とインペリアルカレッジロンドンで医学教育を受けた救急医である。ライフサイエンス分野のスタートアップに対して10年以上にわたって投資を続けるなど、ヘルスケアへのイノベーションにも積極的に取り組んできたことで知られている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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