中国医師協会 AIを内視鏡の応用に取り組む

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中国杭州で、2018年度中国内視鏡医師大会が11月17日に開催され、中国医師協会は、正式に消化器内視鏡人工知能委員会を新たに設立することを発表した。この委員会は、中国の消化器官分野において、初の人工知能と関連する組織となる。中国のAI企業の大手テンセントも、この組織の設立に関わっているという。

中国浙江省の健康在線健康網は、医師と人工知能のプロが研究や議論を行う場を提供することで、より多くの患者を助けることがこの委員会設立の目的だと報じている。中国における技術分野の最高研究機関、中国工程院の院士(中国の工学・技術科学分野における最高位の称号)である李兆申(リー・チョーシェン)が委員長に就任する。李氏は同大会で、AIはまだまだ医学界で十分にその力を発揮できていないと指摘し、委員会の設立により、多くの優秀な医師や人工知能の人材が仲間に加わることを期待していると述べた。

一方テンセントは、この委員会の設立に関わるだけでなく、学術研究と論文発表を効率化するための「医学AI科学研究基金」も設立した。テンセントの副社長陳広域は、これらを通して医学AIが臨床においても実用性を発揮できることを期待していると述べた。陳氏は、AIが医者と患者の負担を軽減すると同時に、医療コストの削減も見込んでいることを強調した。