医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例医療機器へのAI活用事例スマートメスがロボット機器による手術を実現する

スマートメスがロボット機器による手術を実現する

センサーを内蔵したメスが、外科医のトレーニングを効率化し、「ロボット機器による手術」への道を開く可能性があることが示唆された

英エディンバラ大学の研究では、センサーを搭載したスマートメスを利用することにより、外科手術中に医師が「どれだけの力をかけているか」、また、「どれだけの時間をかけてどのようにメスを操作しているか」を正確に追跡できることを明らかにした。チームが開発した小型の低コスト機器がメスの柄に取り付けられ、センサー付き回路基板に接続される。技術のコアは、メス使用者が力を加える際に取得したデータを分析する独自設計の機械学習モデルにある。このアプローチは、経験豊富な医師による目視評価を伴う従来の評価方法と同様、重要なスキルを効果的に評価できるとしている。

研究チームは「開発が進めば、力覚システムを搭載したこの技術を、幅広い手術スキルの評価に利用できるとともに、安全で効率的な手術が行えるロボット機器の開発に役立てることができる」ことを強調している。

関連記事:

  1. 認知症支援 – 失くしものを探すロボット「Fetch」
  2. 肺内を泳ぐマイクロロボットが肺炎を治療
  3. 四脚ロボット「Morti」は歩行を高速に学習する
TOKYO analytica
TOKYO analyticahttps://tokyoanalytica.com/
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
RELATED ARTICLES

最新記事

注目の記事