米スタートアップ・Deep Lensが1400万ドルを調達

病理解析のクラウドプラットフォームで知られる米スタートアップ・Deep Lensが、シリーズAラウンドとして1400万ドルを調達した。シードラウンドと併せ、総額1750万ドルの調達額となる。

米メディアVentureBeatの報道によると、Deep Lensの病理解析プラットフォームは、AIによる診断サポートがあるのみならず、解析データの保管や他ソフトウェアとの統合、臨床研究支援システムなど、統合環境として優れた機能を有しているという。Deep Lensは現在、病理医に対して同プラットフォームを無償提供しており、着実なシェアの拡大を図っている。

病理医が行う病理診断は腫瘍の良悪性判定など、治療方針決定に大きな影響を与える重要なプロセスであるが、その技量には経験の占める割合が少なくない。AIによるバックアップは、安定した診断精度の確保、人的リソースの補助に役立つことから、かねてより大きな注目が集まっていた。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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