インド – COVID-19により加速する遠隔医療

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を抑止するため、インド政府は25日、国内全土に21日間に渡る強力な「ロックダウン」を宣言した。通常の受診行動にも大きな影響を与えることから、同国では急速な遠隔医療の展開が始まっている。

インド・ムンバイに本拠を置くThe Economics Timesの報道によると、インド政府は先週、遠隔医療に関する新しいガイドラインを示した。インド国内では、Max Healthcare・Fortis・Manipal・Aster Hospitalといった大規模病院群が率先して遠隔ビデオ相談を実施してきたが、この種の遠隔システムを積極的に推進する内容となる。インドのデジタルヘルスケアプラットフォームで知られるPractoは、従来システムから医師数を50%増加させるなど、関連企業の体制強化も急速に進んでいる。

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TOKYO analytica
TOKYO analyticaは、データサイエンスと臨床医学への深い造詣を武器とし、健康に関するあらゆるモノ・コトのエビデンス構築・普及をお手伝いするメディカルコンサルティングプロジェクトです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcherを経て東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。