中国Neusoft Medicalは、同社が開発したAI画像診断システムのケニアへの導入を推進している。CT画像から新型コロナウイルス感染も識別できる同システムは、現在ケニア国内37病院で実働する。
Shanghai Dailyが運営するSHINEの報道によると、Neusoft Medicalはケニア国立病院群と提携し、CT撮像機器やAI診断機能を備えたクラウドイメージングシステムなどの導入を進める。同システムでは、放射線科医間の遠隔読影会議も可能とし、ケニア・フランス・アラブ首長国連邦・中国の放射線科専門医による積極的な意見交換が行われている。また、これには中国・武漢の医師たちも参加しており、診断例や治療成功例に関する有益な知見提供もなされているとのこと。