世界最大の保険会社の1つであり、革新的金融グループとして知られる中国平安保険(Ping An Insurance Company of China, Ltd.)は先月28日、インドネシアに対して150万ドル相当に及ぶ医療機器の寄付を行った。
中国平安保険の発表によると、寄付された医療機器には、医療用ゴーグル・COVID-19診断キット・輸液ポンプ・患者モニターなどが含まれる。また、同社が開発したAIシステムも1000セット提供されており、これは胸部CT画像から15秒以内で97%の正確性をもって、新型コロナウイルス感染を自動診断するものであるという。
同社は湖北省を含む中国国内1500以上の医療機関にAIシステムを提供しており、2万人を超える患者、100万件のCT画像分析を行った実績を持つ。