韓国「JLK Inspection」は画像診断のAIプラットフォームを展開している(過去記事)。積極的な国際展開を目論む同社は、日本で遠隔画像診断サービスを提供する「ドクターネット」とのパートナーシップを締結したと報じられている。
韓国メディア Pulseによると、JLKとドクターネットの提携によって、8月初週から画像読影アルゴリズムや技術ノウハウの共有が開始されるという。JLKは肺疾患・脳疾患・前立腺がんなどの領域を得意とし、これら分野での協力が期待されている。
JLKはAI医療解析を行うスタートアップとして韓国で初めて証券市場 KOSDAQ上場を果たした。市場関係者によると、COVID-19のパンデミック下で医療画像読影サービスに対する需要が急増する中で、日本企業との協力関係がJLKのさらなる国際進出を後押しすると予測している。