Microsoft – 米Nuanceの買収交渉か?

AIと音声認識技術で知られる米Nuance Communicationsに対し、Microsoftが買収交渉を続けているという。

12日、Bloombergが報じたところによると、この協議がまとまれば買収額は160億ドルにものぼる可能性があり、Microsoftにとっても過去最大規模の買収劇の1つとなる(最大は2016年、LinkedInの240億ドルでの買収)。

MicrosoftとNuanceは2019年以来、医師・患者間の診察時音声から電子カルテ上への自動記載と情報分類を行うシステムについて、生産的なパートナーシップを維持してきた。近年、GoogleやAmazonなどのライバル企業がヘルスケア領域への投資を加速させており、Microsoftの動向にも大きな関心が集まっている。

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TOKYO analytica
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て、SBI大学院大学客員准教授、東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。