AdaのAIソリューションがブラジルで医療機器承認を取得

グローバルデジタルヘルス企業のAda Healthは14日、AIを活用した症状評価およびケアナビゲーションプラットフォームについて、ブラジルでのクラスII医療機器承認を取得したことを明らかにした。これによりAdaは、ブラジルにおいて最初のAI駆動型デジタルヘルスプラットフォームを展開することとなる。

同社の公表によると、このAIソリューションは既存のヘルスジャーニーに組み込むことで、患者ケアの質と有効性を向上させ、医療従事者の業務プロセスを合理化させることができるという。2億人以上の人口を有するブラジルは世界有数のヘルスケア市場として捉えられており、北米企業を中心として市場展開を狙う動きが加速していた。Adaは近年の急速な成長により、米国・フランス・ポルトガル・エジプト・サウジアラビアなどの主要組織とパートナーシップを締結し、グローバルでのサービス展開を続けている。

Adaの共同創業者・CEOであるDaniel Nathrath氏は「我々の目標は、世界10億人のヘルスケアを向上させることだ。そのためには、我々のソリューションで最高レベルの医療品質・安全性・正確性を提供できることを実証する必要がある。大規模なヘルスケア市場のそれぞれで、最も野心的な規制要件を満たし、さらに顧客の期待を上回ることを約束する」と述べ、ブラジルの規制当局であるANVISA(Agência Nacional de Vigilância Sanitária)の厳格な基準をクリアしたことに大きな自信を示している。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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