医療画像の解析AIプラットフォームを提供するAidocはこのほど、12,000人以上の医療者を抱え、年間150万人以上の患者にサービスを提供する完全統合型地域学術医療システムであるUofL Healthとのパートナーシップを公表した。
発表によると、UofL Healthは米ケンタッキー州でAidocのAIソリューションを導入する最初の学術医療システムとなる。UofL Healthは「AIパートナー」としてAidocを選択し、同社のプラットフォームを日常ケアに統合するとともに、患者の転帰を改善するためワークフローの最適化を予定する。本プロジェクトは、ルイビル大学が3月に設置した「Center for AI in Radiological Sciences (CAIRS)」と並走するもので、データ連携の促進を見据えた設計が計画されている。
ルイビル大学医学部の放射線科教授であるJ.T. Ling氏は「UofL Healthでは患者を最優先に考え、読影報告までの時間を短縮することによってできるだけ早く治療を受けられるよう、最新のツールを活用していきたい」としている。
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