VinBrain – スタンフォード大学とデータ利用契約を締結

ベトナム発のAIヘルステックとして知られるVinBrainはこのほど、マルチモーダルな「RadGraph」方式によって放射線科医の解釈精度を向上させるためのデータ使用契約を、米スタンフォード大学との間で締結した。

より正確な診断と治療に向けた最先端のAI対応プラットフォームを設計するためには、地理的に分散した膨大な量のデータ、医療画像、患者カルテをシステムトレーニングのために集約する必要がある。スタンフォード大学はVinBrainとデータを共有し、モデルを構築することで、放射線科におけるレポート作成を効率化させることを狙う。

VinBrainは、スタンフォード大学からの強力なサポートにより、製品の品質をさらに向上させることを目指す一方、これまでに同社の「DrAidプラットフォーム」を通じて解析された画像は230万枚を超えるなど、ベトナムで最も大規模な医療データソースを追加・開発し続けている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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