Subtle Medical – 画像検査を高速化するAI技術

画像検査の高速化は、患者体験の改善も主要な目的に含まれる。例えば、PET画像検査では患者が長時間静止することが必要であり、不快感や不安の原因となってきた。米Subtle Medical社は、医療画像処理の革新的技術で業界をリードし、AI技術を活用してPET画像検査を最大75%高速化するソフトウェア「SubtlePET」を開発している。

同社は、2023年の核医学・分子イメージング学会(SNMMI)年次総会でSubtlePETのデモンストレーションを発表している。SubtlePETは独自のノイズ除去AIをPETスキャンに適用し、画像品質や診断精度を損なうことなく、撮像時間を短縮できる。

Subtle Medical社は、AI分野で最も革新的なスタートアップ100社を選出するCB Insightsの「AI 100」に2020年(過去記事参照)に引き続き2023年も選ばれた。同社の上級副社長であるBrian Lee氏は、「我々のディープラーニングソフトウェアは、より早く安全で、スマートな医療画像処理を可能にし、患者と医療機関のために放射線科業界を変革するものだ。AI企業における素晴らしいリスト入りに興奮している」と語った。

関連記事:

  1. 高速MRIの粗い画像をAIが再構築
  2. Unilabs – Subtle Medicalとの提携
  3. Subtle Medical – 医療画像AIについてバイエルとの提携を公表
TOKYO analytica
TOKYO analyticahttps://tokyoanalytica.com/
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
RELATED ARTICLES

最新記事

注目の記事