Subtle Medical – 医療画像AIについてバイエルとの提携を公表

AIによる医療画像検査の革新を狙う米Subtle Medicalはこのほど、同社のディープラーニング技術と関連研究について、ライフサイエンスのリーディングカンパニーであるバイエルとの提携を公表した。

Subtle Medicalが明らかにしたところによると両社は、Subtle MedicalのAIアルゴリズムであるSubtleGAD™について、造影MRI検査への適用で画質を向上させる可能性を共同して調査し、造影検査の新しい可能性を探るとしている。Subtle MedicalのAI技術は、造影検査における被曝の低減、検査時間の短縮、および取得画像の高品質化への貢献が期待されている。バイエルの放射線医学研究開発部門長であるOlaf Weber教授は、「バイエルでは医学知識の更新によって、医師や患者に最良の診断法・治療法を提供するための努力を続けている。最適な診断手段を医師に提供することを究極の目標とし、AIの力を活用するためにSubtle Medicalと協力できることを嬉しく思う」と述べる。

Subtle Medicalは、SubtlePET™やSubtleMR™など、医療用画像診断の質と効率を向上させる一連の深層学習ソリューションを提供している。これらは世界中のトップレベル医療機関に多数導入され、高い評価を受けてきた。また同社は、2020年の「CB Insights Top AI 100」および「Digital Health 150」に選出されるとともに、Nvidia Inception Awardの受賞企業としても知られる。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員准教授など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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