ベルギーに本拠を置く脳画像AI企業であるicometrixはこのほど、FDA認可の脳MRI定量化ソフトウェアの保険償還を可能にする「CPT IIIコード」を米国医師会から受け取ったことを明らかにした。
医師診療行為用語 (CPT) は、医師が行う処置や手術に関するコードを記述するための包括的な用語で、米国医師会によって年1回更新される。各コードは数字で表現され、実際の処置に対応しており、診断や請求の目的に使用されている。このCPTコードにより資格のある医療従事者は、icometrix脳画像AIソフトウェアの使用を診療費として報告できるようになる。
icometrixのAIがサポートする定量的脳解析ソフトウェアは、アルツハイマー病や認知症、多発性硬化症、てんかん、脳卒中、パーキンソン病などの神経疾患の患者の診断、モニタリング、治療反応の評価に資する脳MRIスキャンに基づく客観指標を提供するもの。
関連記事: