ドイツ・ミュンヘンを拠点とするSmart Reporting社は、米ハーバード大学放射線学のWieland Sommer教授によって2014年に設立された。医療分野におけるドキュメンテーションソフトウェアで、リーディングカンパニーとしての地位獲得を目指している。
Smart Reportingは、医療報告、特に放射線学と病理学におけるパイオニアとして知られ、マーケットリーダーになりつつある。メーカーに依存しない「SmartReportsソフトウェア」は、ワークフローの自動化と機械可読データの基礎を形成する、完全に音声制御されたデータ駆動型ドキュメントソリューションを提供する。同社のソフトウェアは、主要なヘルスケアITパートナーシップ(シーメンス・ヘルシニアーズ、GEヘルスケア、キヤノンを含む)を通じて国際的に販売されている。
生成AIの活用による機能拡張を見据えて22日、同社はシリーズCラウンドとして2300万ユーロ(約38億円)の資金調達を明らかにした。品質とデータの標準化を向上させながら、医療文書作成における手作業と繰り返しプロセスの簡略化をもたらし続ける。
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