AIによる放射線画像解析の製品開発で業界をリードするイスラエルの企業Zebra Medical Vision(過去記事)は、北米での事業拡大のためOhad Arazi氏を新しいCEOに迎えることを発表した。
医療機器関連メディアMassDeviceによると、Ohad Arazi氏は放射線医学と医療ITのバックグラウンドを持つ。米医薬品卸の最大手一角であるマッケソン社のMcKesson Technology Solutionsや、米ヘルスケアシステム開発のChange Healthcare、カナダの医療IT関連Telus Healthを職歴として経ている。
今回の新CEO就任は、Zebraの共同設立者Eyal Guraの後任となる。米国の医療ITに強みをもつArazi氏によって、同社は北米での大幅なシェア拡大とさらなるAI技術の革新を目指している。