研究者向けのAIプラットフォームで知られる米Owkinは先週、新たに2500万ドルの資金を調達したことを公表した。2016年創業の同社はこれにより、計5500万ドルの資金を得たこととなる。
Owkinの誇るAIプラットフォームでは、医療画像や遺伝子データを含む無数の臨床データから、疾患に結びつくバイオマーカーや生物学的メカニズムを探索できる機能を持つ。アカデミアの研究者や臨床家だけでなく、製薬企業における新薬開発にも重要な役割を果たす可能性があるため、業界からの期待も大きかった。
Owkinは現在、COVID-19対策にも注力しており、新たな調達資金をCOVID-19ツールの研究開発にも充てることを明らかとしている。