Apple Watch series 4 心臓病患者を救う

2018年9月13日に発表されたApple watch series 4には、心拍センサー、デジタルクラウン、心電図計測機能などの新機能が搭載されている。アップルによると、Apple watch series 4は、手首に流れる血液量をもとに心拍数を測定することができ、さらに1日を通して定期的に心拍数を確認し、その結果をiPhoneのヘルスケアアプリケーションに記録する事が可能だという。通常よりも高い心拍数や低い心拍数を検知した場合、アラートが表示される機能もある。アメリカ心臓協会によれば、心拍数はフィットネスの測定目安になるだけではなく、深刻な心臓病の兆候に気づくためにも非常に重要だという。

米紙ニューヨークタイムズによると、心臓の異変に自分で気付くことは難しいが、この新機能を使ってアラートを表示させることにより、迅速な受診や心臓病の早期発見が可能になると考えられている。また、心臓病患者は自分の心臓の状態を常に把握することができるだけではなく、iPhoneのヘルスケアアプリケーションに記録された測定結果をもとに、医師がより適切な治療法を検討することにもつながると期待されている。

Appleによると、 Apple Watch series 4 は緊急SOSや転倒検出機能も取り備えている。これらの機能により、緊急時には緊急電話をかけ、緊急連絡先に現在地を送信するこで助けを求めることも可能となる。Apple Watch series 4でより多くの人が健康な生活を送ることができるようになるかもしれない。

 

Eiji Kimura
Eiji Kimura
The AI TImesライター。主にapple, Samsungを担当している。
RELATED ARTICLES

最新記事

注目の記事