AIチャットボット 医療現場で患者と医師をつなげる橋渡しに

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近い将来、あなたが病院に行ったときにファーストコンタクト取るのは、看護師ではなくチャットボットになるかもしれない。これまで、医療従事者の不足を補うものとして考えられていたチャットボットであるが、現在は生産性を上げるという観点からも、導入が積極的に進められている。

英Juniper Researchは、チャットボットと患者の会話記録が2023年までに28億回を超えると見込まれ、チャットボットが患者の対応を行う日が近い将来にやってくるとの見方を示している。AIが高精度化されることにより、チャットボットが患者との会話をより正確に記録するようになり、患者ごとのデータが保存・蓄積されるようになることがその背景にある。

このほかにも、医療現場がチャットボットの導入を検討するべき理由として、以下の点が挙げられる。

・自分に必要な医療サービスを得るために、チャットボットを使うのが便利だという人が増える。

・チャットボットの導入により、患者の全体的な満足度が向上する可能性がある。

ドイツ政府は、2060年までにおよそ300万人の看護師が不足するという見方を示している。チャットボットの精度がさらに上がれば、再診のアポイント取りや、処方箋の管理なども任せられる可能性がある。人間に代わり、チャットボットが患者の受付対応ができる時代は、すぐそこまで来ている。