「Abridgeの自動臨床メモ生成ツール」がEpicに統合

電子カルテなどの医療機関向けシステムを開発する米Epicはこのほど、医療会話を適切に要約し、構造化メモとして記録することのできるAbridgeの文書化ソリューションを、同社カルテシステムに統合することを明らかにした。

Abridgeは、Epicの「Partners and Pals」プログラムの最初の「Pal」となる。この提携により、AbridgeのAIベースの文書化ソリューションがEpicの臨床ワークフローに統合され、医療者は患者との会話をリアルタイムに、構造化メモとして記録できるようになる。AbridgeのCEOであり、自身も循環器内科医として診療経験の豊富なShivdev Rao氏は「私が最もよく使い、よく知っている電子カルテであるEpicと提携できることは光栄だ」と話す

Abridgeを使用する医療従事者は現在、1日平均2時間を節約しているとし、Epicのワークフローに深く統合することで、さらなる時間節約の機会が生まれることを強調する。実際、EpicのEHRツールとして機能することで、外部のアプリやウェブサイトと比較し、医師が投資する時間を最大75%短縮することを見込む。

関連記事:

  1. 医師の「パジャマタイム」を減らすAIアプリ
  2. AIカルテスタートアップ – エラー対応に人間を使う
  3. 電子カルテのパーソナライゼーション
TOKYO analytica
TOKYO analyticahttps://tokyoanalytica.com/
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
RELATED ARTICLES

最新記事

注目の記事