中国遼寧省 医学ロボットの開発に後押し

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中国遼寧省の衛生健康委員会は、12月10日、インターネットと医療健康に関わるAI技術の発展を歓迎し、手術ロボット・医学用ロボット、智能リハビリ機械などのAI産業商品を推進することを宣言した。大学の研究所やハイレベルな病院、企業も巻き込み、医療健康に関する人工知能技術の強化に力を貸したいと発表したことを中国新華社が報道した。

遼寧省は、特にガンの診断・映像識別・手術ロボットについて注力することで、省内の医療産業の発展を促進する狙いだ。また、人工知能応用基地の設立や、デジタル画像の識別に貢献するアルゴリズムの開発にも積極的に応じる姿勢を示している。政策上も、関連する情報へのアクセス制限を最小限に抑え、医療設備の安全と質を担保する方向で動いている。

遼寧省は、医療分野のほか、法律関係のロボットの開発にも興味を示している。様々な分野にAIの投資をする傍ら、省内の様々な機関で信用システムの構築も検討している。デジタル身分認証などの導入により、情報を専門家の間で安全に共有し合うことで、AI医療やAI法律のリスクを最小限にとどめることが狙いだと考えられる。AIを後押しする流れは、中国ほかの省にも波及していくに違いない。