ヘルスケアAI市場の年平均成長率は50%に

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ヘルスケアにおけるAI技術は急速な発展の只中にある。英Big Market Researchの新しい報告によると、2025年までのヘルスケアAI市場は年平均成長率(CAGR)50%と推算され、その3分の1を自然言語処理ツールが占めるという。

Health IT Analyticsが11日報じたところによると、同レポートでは、診断や治療方針などの臨床的な意思決定と、個別化医療に関する応用で特にAI活用が進むことを指摘しているという。より広義の「ヘルスケアIT市場」としてみた場合、2016年の1341億ドルから2025年の4829億ドルへの価値向上が予測され、CAGR15.3%を見込んでいる。

Market Insiderでも過去に、2016年から7年間でのCAGRを62.2%と報じているなど、ヘルスケアAIの将来予測は他市場と比較しても際立っている。同メディアは市場の特色として、Google・Apple・Microsoft・Amazon・IBMなど大手の大規模展開にあわせ、種々のスタートアップが積極的な参入と成長をみせている点も指摘する。

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TOKYO analytica
TOKYO analyticaは、データサイエンスと臨床医学への深い造詣を武器とし、健康に関するあらゆるモノ・コトのエビデンス構築・普及をお手伝いするメディカルコンサルティングプロジェクトです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。専門はメディカルデータサイエンス。ロンドンでのベンチャーエンジニアを経て、英国内の大学で医療データベース研究に従事。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。