米国政府 大規模なヘルスケアAIコンテストを開催へ

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27日、米国保健福祉省のメディケア・メディケイドサービスセンター(CMS)は、ヘルスケア分野におけるAI開発を促進するため、疾患発症予測などのAI開発を競うコンテスト開催を公表した。同コンテストは6月18日まで応募を受け付け、新しい革新的なヘルスケアAIツールの開発を求めている。

Healthcare IT Newsが報じたところによると、「CMS Artificial Intelligence Health Outcomes Challenge」と名付けられたこのコンテストでは、応募のあったプロジェクトのうち、20までが選定されステージ1に進むという。この段階では、メディケアデータを利用したアルゴリズム開発を実際に行う。また、ステージ1以降の進出プロジェクトに対しては、計165万ドルの賞金が付与されるとのこと。

米国トランプ大統領は先月、AI開発促進を図る大統領令「American AI Initiative」に署名している(過去記事)。米中を中心としたAI開発の機運が急速に高まるなか、ヘルスケア領域における動向にも大きな注目が集まる。

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TOKYO analytica
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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。専門はメディカルデータサイエンス。ロンドンでのベンチャーエンジニアを経て、英国内の大学で医療データベース研究に従事。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。