医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例AIを巡る医療経済・政策米マウントサイナイ医科大学 新しい人工知能研究センターの設立を公表

米マウントサイナイ医科大学 新しい人工知能研究センターの設立を公表

ニューヨーク・マンハッタンに所在するマウントサイナイ医科大学は、新しい人工知能研究センターを2021年に開設することを公表した。現在の医療革新の中核にある「AI」という世界的トレンドを追うもので、大規模病院を有しながら積極的なイノベーションを推進する同大の新しい目玉として注目を集める。

マウントサイナイ医科大学が11日公表したところによると、新しい研究センターでは、ゲノミクス・疾患モデリング・画像技術・新治療などに重点を置いたAI開発を進め、臨床試験におけるAI導入促進を図る。マウントサイナイ・ヘルスシステムのKenneth L. Davis医師(同CEO)は「AIにはヘルスケアを激変させる潜在能力があり、我々はこれを洗練させ、先導する立場を取りたい」と野心を隠さない。

2019年、世界でAIシステムに投じられる資金は358億ドルにのぼるとされ、これは2018年総額の44%増加にあたる(International Data Corporationより)。医療はAI活用余地の大きい巨大産業のひとつで、開発競争は日々熾烈さを増しているが、大学組織であってもこの例外ではない。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員准教授など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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