Northwest Health iPhoneを利用した”医療記録の閲覧”を実用化

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米国アーカンソー州北西部は、オザーク高原の豊かな自然に覆われた特徴的な文化を育むエリアで、アウトドアファンにとってのパラダイスとしても知られる。この地域で540名以上の医師と、5つの病院を抱えるNorthwest Healthは革新的な患者体験の提供を始めている。

米メディアTalk Business & Politicsの報道によると、Northwest Healthの関連病院を受診する患者は、自身の医療記録(血液検査を含む各種検査結果、処方、処置、その他カルテ記録など)をiPhoneアプリから自由に参照することができるという。Northwest Health CEOのDenten Park氏は「文字通り、患者の手のひらで医療記録の参照ができる。Appleが提供するプラットフォームは非常に堅牢で信頼でき、患者とデータを結ぶ新しいリソースとなる」と述べる。

Appleは複数のヘルスケアプロバイダーらと共同し、このプラットフォームの構築を行ってきた。今年6月には、同アプリを導入してみたい医療機関の募集を開始するなどしており、医療記録の閲覧性を飛躍的に高める取り組みには大きな注目が集まっていた。

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TOKYO analytica
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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。専門はメディカルデータサイエンス。ロンドンでのベンチャーエンジニアを経て、英国内の大学で医療データベース研究に従事。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。