米テキサス州フリスコに本拠を置くCoolpadは今秋、職場のソーシャルディスタンス確保を促すAIデバイス「Coolpad Bubble」をリリースする。
同社が26日行ったプレスリリースによるとこのデバイスは、独自の超音波TOF技術により正確な測距を可能にするとともに、Bluetoothと位置追跡センサーを組み合わせることで労働者間の安全な距離を維持するよう、ユーザーに警告することができる。このデバイスは追加のインフラやビーコンなどを必要としないスタンドアロンソリューションで、別のデバイスが6フィート(約1.83m)内にある場合、リアルタイムでのビジュアル・音声・バイブレーションでのアラートを与えるという。またデバイスから得られたデータは匿名化の上で収集され、履歴や相互作用など包括的なレビューが加えられるほか、AI予測モデルによって安全管理に関するカスタマイズレポートまでが生成される。
Coolpad USAのCEOであるZach Chang氏は「Coolpad Bubbleの正確な近接検出により、企業が従業員と顧客を保護しながら再成長するための、実用的で安全な方法を提供したい」と話す。