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クリーブランドクリニック – IBMとのAIパートナーシップ

米国屈指の医療機関であるクリーブランドクリニックは30日、IBMとの10年間に渡る新たなパートナーシップの締結を公表した。両者は、AI、ハイブリッドクラウドにおける高性能コンピューティング、量子コンピューティング技術などを通じたヘルスケアの向上を狙い、「Discovery Accelerator」と呼ばれるセンターの立ち上げを共同して行う。

30日付プレスリリースによると、このDiscovery Acceleratorでは、その高度なテクノロジーを利用したデータ生成・分析から、ゲノミクス・化学・創薬・公衆衛生・臨床医学などの各分野における知見導出を強力に推進するという。またこのパートナーシップにより、倫理性とプライバシー保護に資する「包括的なデジタルインフラストラクチャ」が構築されることも期待されており、臨床データの研究利用に新たな道筋を示すことになる。

クリーブランドクリニックのCEOであるTom Mihaljevic氏は「この革新的コラボレーションには、未来を生き生きとしたものにする独創的な芽がある。新しいコンピューティング技術がライフサイエンスにイノベーションをもたらすだろう」とする。同センターが医学領域における量子コンピューティングエコシステムの基盤となるか、大きな注目が集まっている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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