医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例医療系AIスタートアップ・ベンチャー企業の動向Biobeat - リモート患者モニタリングプラットフォームでCEマーク認証を取得

Biobeat – リモート患者モニタリングプラットフォームでCEマーク認証を取得

イスラエルのBiobeatは、ウェアラブルデバイスによって「リモートでの非侵襲的患者モニタリングソリューション」を提供する医療AIスタートアップだ。Biobeatはこのほど、同プラットフォームでCEマーク認証を取得したことを明らかにした。

4日、Biobeatが明らかにしたところによると、今回の承認には「手首および胸部のウェアラブルモニタリングデバイス」による血中酸素飽和度・呼吸数・血圧・脈拍・脈圧・心拍出量・皮膚温などの各種バイタルサインのモニタリングが含まれるという。このプラットフォームはクラウドベースのウェブ管理が可能で、患者の病状悪化を事前予測し医療者に警告することもできる。

CEOを務めるArik Ben Ishay氏は「今回の承認により、我々は欧州におけるヘルスケア全体の質的向上と患者転帰の改善という目標を、一層推進することができる」とする。BiobeatのAIソリューションは既に世界数十の医療センターで実臨床利用されており、CEマーク取得に伴う今後の大幅な利用拡大が見込まれている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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