Shift Technology – シリーズDラウンドで2.2億ドルを調達

保険業界向けの自動化・最適化AIソリューションを提供するShift Technologyは6日、同社のシリーズDラウンドとして、新たに2.2億ドル(約240億円)の資金調達を行ったことを明らかにした。これによってこれまでの調達額は3.2億ドルにおよび、時価評価額は10億ドルを超えることとなる。

Shift Technologyによるニュースリリースによると、Advent Internationalが主導したシリーズDラウンドには、Avenir、Accel、Bessemer Venture Partners、General Catalyst、Iris Capitalなどが名を連ねた。新たな調達資金は「AIおよびデータサイエンスを主要保険プロセスに適用することで、顧客体験に革命を起こす」という同社ビジョンの推進に活用される。

Shift Technologyは現在、25カ国100を超える保険会社にサービスを提供しており、これまで延べ20億件もの保険金請求を分析した実績を持つ。同社CEOのJeremy Jawish氏は「AIシステムは保険契約を巡るあらゆるプロセスを自動化・最適化するが、我々はまだ実現可能性のある領域のほんの一部を達成したに過ぎない」としており、さらなる飛躍を目指すことを明らかにしている。

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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て、SBI大学院大学客員准教授、東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。