AidocがマンモAIを獲得へ

医療画像AIのリーディングプロバイダーであるAidocは26日、同プラットフォームにScreenPoint Medicalの乳房画像診断AIを組み込むことを明らかにした。AidocのAIソリューションは世界600の医療機関に提供されているが、今回の新たなモダリティ対応によって、その価値をさらに高めようとしている。

同社が26日明らかにしたところによると、ScreenPoint MedicalのAIアルゴリズムであるTransparaは、2Dおよび3Dマンモグラフィについて医師の読影精度を向上させることを支援し、乳がんの早期検出や読影時間短縮に貢献するという。Transparaによる画像分析では独自の検査スコアが生成され、がんリスクの高い症例がスキャンされた場合、読影医に対して警告を発することができる。Aidocの事業開発担当副社長であるTom Valent氏は、「ScreenPoint Medicalのプロダクトを当社の強力なAIプラットフォームに組み込むことで、統一されたシームレスな多分野横断AIの一部として、主要な臨床ユースケースに価値を提供できることを楽しみにしている」と述べる。

ScreenPoint Medicalは、一貫して乳がんスクリーニングに向けたAIソリューション開発に取り組んできた。現在、マンモグラフィと乳房トモシンセシス読影におけるAIとして業界をリードするTransparaは、25カ国200以上のクリニックで利用されている。

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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て、SBI大学院大学客員准教授、東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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