Viz.ai – 脳卒中診断AIをオハイオ州に導入

米オハイオ州で大規模に医療を展開するMercy Healthはこのほど、Viz.ai過去記事参照)との提携により、脳卒中の迅速な発見と通知を可能とするAIシステムの運用開始を明らかにした

急性期脳梗塞を含む脳卒中の早期発見と早期治療は、患者の予後改善のための大きな鍵となる。一方、その的確な診断は時として容易ではない。Viz.aiが提供するクラウドベースのAIシステムは画像上に脳卒中の疑いを認める場合、専門家に警告を発することで、より早い段階での診断と治療開始を可能とする。モバイルインターフェースを通じて、ケアチームはリアルタイムで連携し、スキャンの分析と最適な治療方針を決定することができるようになることを見込む。

Mercy Health Springfieldで神経内科部長を務めるChase Collins医師は「この新しいテクノロジーは、最適な治療方針を決定しつつ、スタッフが安全にコミュニケーションを取って治療を同期化することを可能にする。患者と地域社会により優れた脳卒中治療を提供することになるだろう」と述べている。

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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員准教授など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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