TVConal – スポーツ向けのビデオ解析プラットフォーム

シンガポール拠点のスタートアップ・TVConal社は、NVIDIA Metropolisを活用し、「スポーツ向けのビデオ解析プラットフォーム」を構築した。

NVIDIAがこのほど明らかにしたところによると、ビジョンAI向けアプリケーションフレームワークのNVIDIA Metropolisをベースとしたこのプラットフォームは、ゲーム内の重要な出来事の検知、アスリートの動作のモデル化、動きの予測などを行い、膨大なデータに基づいて「プレイに関する洞察」をリアルタイムで提供するというもの。スポーツチームやリーグ、テレビ局などのユーザーは、スポーツの細部を速やかに切り取ることが可能となり、「チームはフィールドでより優れた判断を下せるようになる」としている。現在、スポーツコンテンツの数は増加の一途にあり、全世界のスポーツアナリティクス市場の規模は2028年までに20%増加するとの予測もある。

医学的見地からは、プレイヤーの動きに準じた故障識別や疾患予測、事故予測などへの発展によって「スポーツにおける安全性の担保」への活用も期待したい。なお、TVConalはNVIDIA Inceptionのメンバーであり、NVIDIAによる技術リソースや業界エキスパートへのアクセスの提供、市場進出の支援などを受けている。

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The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員准教授など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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