米インディアナ州ゲイリーとメリルビルに急性期病院を複数展開する非営利医療システムであるメソジスト病院は、ビジネスクラウドソフトウェアで知られるInforと連携し、大規模なクラウドケアプラットフォームの構築を目指すことを明らかにした。
メソジストは、サプライチェーンや人事、財務などの主要なビジネスプロセスを自動化し、より近代的なクラウドアーキテクチャソリューションに移行することで、医療システム全体の標準化と最適化を行う。これにより、医療サービスを提供する地域社会に最良のケアを提供すると共に、戦略的なビジネスゴールの達成を狙う。60に及ぶ診療科における400人以上の医師、および2,500人以上の医療スタッフは、人的資本管理のための主要アプリケーションにより、複雑なプロセスやワークフロー、システムを排除し、合理的なプロセスに沿った日常診療を獲得することになるという。
メソジストのCEOであるMatthew Doyle氏は「我々の組織は、インディアナ州北西部におけるヘルスケアリーダーであり、チームとコミュニティに可能な限り最高のシステムとソリューションを提供する必要がある。このためには、常に内部プロセスを評価する責任が生じている」とした上で、Inforのビジネス理解とクラウド技術を高く評価し、サイロ化したシステムやアプリケーション群を「シームレスに統合するためのパートナー」として欠かせない点を強調する。
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