内視鏡の画像診断支援AI開発を手掛けるAIメディカルサービス(AIM)は11日、東京大学に「次世代内視鏡開発講座」を開設したことを明らかにした。
近年、内視鏡検査の検査数が飛躍的に増加しており、医師の業務負担増加と胃がんの見逃しリスクが大きな課題となっている。また同時に、内視鏡検査は医師の技量に依存した検査方法であるため、技量差の均てん化も喫緊の課題となる。AIMは、これらの課題をディープラーニングを中心としたAI技術による解決を志す。今回開設した講座では、「内視鏡検査におけるAI利活用のための研究開発を行い、臨床現場で評価し、得られた知見を基に学内外に教育を行うことで医療分野におけるAI人材の育成を目指す」としている。
代表教員は辻陽介特任准教授、開設時期は本年1月1日から2025年12月末までの3年間を予定する。
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