米ジョンズ・ホプキンス大学と米医療保険会社のCareFirst BlueCross BlueShieldは、ベンチャーキャピタル企業のTechstarsと提携し、ヘルスケアAIツールを開発するスタートアップ向けのアクセラレータープログラム「Techstars AI Health Baltimore」の立ち上げを発表した。
ジョンズ・ホプキンス大学は、ヘルスケア領域において多くの革新性を生み出してきたことでよく知られており、2023年のデータサイエンス・AI研究所の立ち上げにより、この新興分野においても同様の革新性、卓越性が評価されている。
このプログラムは、アメリカ・メリーランド州のボルティモアで対面形式で実施され、13週間にわたって集中的に起業家を支援する。参加するスタートアップは資金提供、専門家のガイダンス、ヘルスケアエコシステムや規制環境のナビゲーションなどのサポートを受けられる予定だ。また、1クラスあたり最大12社、年間最大24社のスタートアップに投資するといい、Techstarsは初期投資として最大12万ドルを提供予定とのことだ。応募は2024年8月26日から11月20日まで受け付けている。
Techstarsのアンドリュー・クリーランド氏は、「AIのヘルスケアへの応用がイノベーションを加速し、より強力な患者へのソリューションを生み出すだろう」と述べている。ジョンズ・ホプキンス大学のマイラ・ノートン氏は、「このプログラムが起業家をエコシステムに呼び込み、インパクトのあるヘルスケアイノベーションを市場に持ち込みたい」と期待を寄せている。
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