AIと音声認識技術で知られる米Nuance Communicationsに対し、Microsoftが買収交渉を続けているという。
12日、Bloombergが報じたところによると、この協議がまとまれば買収額は160億ドルにものぼる可能性があり、Microsoftにとっても過去最大規模の買収劇の1つとなる(最大は2016年、LinkedInの240億ドルでの買収)。
MicrosoftとNuanceは2019年以来、医師・患者間の診察時音声から電子カルテ上への自動記載と情報分類を行うシステムについて、生産的なパートナーシップを維持してきた。近年、GoogleやAmazonなどのライバル企業がヘルスケア領域への投資を加速させており、Microsoftの動向にも大きな関心が集まっている。
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