医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例AIを巡る医療経済・政策オランダ 画像解析特化のAI医学研究所を新たに設立

オランダ 画像解析特化のAI医学研究所を新たに設立

オランダ・アムステル大学は、医療画像解析を中心にAI研究を推進する新しい医学系研究所の設立を公表した。AIM labと呼ばれる新しい研究所は、Innovation Center for Artificial Intelligence(ICAI)という国立機関の一部をなすこととなり、官民共同での運営が予定されている。

アムステル大学の公表によると、AIM labではアムステル大学の教授陣、およびUAEに本拠を置くInception Institute of Artificial Intelligence Ltd.の研究者たちが中心となって研究活動が進められるという。今後5年間に7名の研究者によって、アルツハイマー病の迅速診断・心律動モデリング・レントゲン画像の自動レポート生成などをテーマとした研究が行われるとのこと。

米中を中心としたAI開発は急速な発展をみせているが、UAEはAIの担当相を設置するなど国家戦略として関連技術の強化を図っている。アカデミア外、特にスタートアップなどから有為な技術が生まれる傾向の続く医療AI開発においては近年、積極的な官民協働・産学連携の動きがみられるようになっている。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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