韓国KT Corporation – 5Gスマート病院計画を公表

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韓国の通信大手KT CorporationとSamsung Medical Center(SMC)は、5Gネットワークを活用したスマート病院計画を公表した。5G時代の革新的医療サービス群を予定し、実際的な開発は2021年に渡って行われる。

HealthCare Business Newsの報道によると、SMCで提供予定の新しい医療サービスには、入院患者ケアへのAIアシスト・デジタル病理診断・外科教育・手術室向けの自律ロボットなどが含まれる。中でも、5Gによる高速回線を利用した外科教育プログラムでは、術中の外科医の視点によるリアルタイム映像・音声共有を実現し、手術室の混雑を回避しながら、講義室の医学生に質の高い教育を提供できるとしている。また、感染ゴミや医療廃棄物の除去、手術器具などの物品輸送を行う自律ロボットも既に開発済みとなっている。

スマート病院プロジェクトを率いるPark Seung-Woo教授は「有効性の実証された新しい医療サービスを取り込み、KTとの協調によって患者・医療者を含むあらゆる人々の利便性向上を追求したい」としている。

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TOKYO analytica
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. M.Okamoto MD, MPH, MSc, PhD
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、ロンドン大学ユニバーシティカレッジ(University College London)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員を経て東京大学特任研究員など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. T.Sugino MD
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。