米バージニア州知事であるRalph Northam氏はこのほど、州民を対象とした新型コロナウイルス感染症のオンラインスクリーニングツールの導入を公表した。開発を担当したのはBuoy Healthで、ツールは無償で提供される。
公式ニュースリリースによると、公開されたのはCOVIDCheckと呼ばれるウェブベースのAIツールで、症状や濃厚接触歴などを入力することで新型コロナウイルス感染症の罹患リスクと次に取るべき行動が示されるという。個々のリスクの程度に基づき、在宅で経過をみることができるのか、通常受診が望ましいか、あるいは救急受診を要するのか、といった振り分け作業を効率的に行うことができ、州民の健康管理とともに医療提供体制の維持にも資するものとして期待されている。