医療とAIのニュース医療におけるAI活用事例患者・医療者サポートへのAI活用事例Aaron.ai - 電話対応を自動化するデジタル診療アシスタント

Aaron.ai – 電話対応を自動化するデジタル診療アシスタント

ドイツ・ベルリンを本拠とするAIスタートアップのAaron.aiは、診療チームが不在の際、患者からの電話を受け自動対応する「デジタル診療アシスタント」を開発している。医療スタッフの負担を軽減するとともに、患者にとっては「24時間365日電話で悩みを解決できる環境」の提供を目指す。

ドイツ連邦保健省およびシャリテ大学の協力により研究開発を進めた同システムだが、現在2,000名を超える医師が「Aaron」を実臨床で利用している。新型コロナウイルスのパンデミックに際して、保健所で急増する「COVID-19関連の問い合わせ」に対する業務支援も行うなど、利用シーン・導入事例の拡大を続けている。また、同社はこのほど、BonVentureやIBB Ventures、Futury Capitalが主導する資金調達ラウンドにおいて、350万ユーロ(約4.7億円)を調達している。

電話アシスタントは、1. 必ずしも先端ITに慣れ親しんでいない高齢者においても受け入れられやすいこと、2. 既存システムとの親和性が高く、シームレスな導入が可能であること、などを背景として、欧米各国の医療機関における導入が進みつつある。

関連記事:

  1. 2022年版「AI 100」- 世界の有望AIスタートアップ100選
  2. Teladoc x Amazon -「Teladoc on Alexa」の提供を開始
  3. Hyro – バーチャルアシスタントによる「COVID-19ワクチンに関する問い合わせ対応」

TOKYO analyticahttps://tokyoanalytica.com/
TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。
The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。

1. 岡本 将輝
信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員准教授など。専門はメディカルデータサイエンス。

2. 杉野 智啓
防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
RELATED ARTICLES

最新記事

注目の記事