FDA承認済みAI医療機器リスト

米食品医薬品局(FDA)は、510(k)やDeNovo申請、市販前承認(PMA)によって認可したAI医療機器のリスト「Artificial Intelligence and Machine Learning (AI/ML) -Enabled Medical Devices」を公開している。

直近では今月5日、新たに178のデバイスがリストに加えられ、その総数は500を超えた。このリストのうち、42台はGE Healthcareが提供するもので、単一の企業による認可数としては最大となる。これは、1. 医療システムの効率とアクセス、2. 健康アウトカム、3. システムの相互運用性とワークフローの統合、という医療における3大課題への対応を中心とした「GEが示すAI戦略」の結果とも言える。

GEは42件のプロダクトについて「これらの製品は、世界中の医療システムにおけるケアの負担を軽減し、ワークフローを改善することで、悪性新生物や循環器系、神経系など複数のケアパスに渡って、診断の信頼性を高めるように設計している」として、その臨床的有効性を強調している。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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