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Mayo – 分散型データネットワークのパートナーシップを拡大

Mayo Clinic Platformは5日、ブラジルのHospital Israelita Albert Einstein、イスラエルのSheba Medical Center、カナダのUniversity Health Network(UHN)との新しいグローバルパートナーシップを通じて、医療AIを支援する分散型データネットワークである「Mayo Clinic Platform_Connect」の拡大を発表した

Mayo Clinic Platform_Connectは、MayoのData Behind Glassアプローチにより、安全なクラウドベースのデータアクセスを提供できるよう設計されている。このモデルでは、Connectのメンバーによる「研究利用を目的とした非識別化臨床データへのアクセス」を保つ一方、データ自体を移動する必要はなく、各医療システムは自身のデータを施設内で安全に保有・管理し続けることができる。本提携は、まず情報連携とアルゴリズムの開発・検証・展開に重点を置いており、疾患治療や予防パターンの分析をサポートすることで、プロアクティブな予防的医療を推進する予定という。

Mayo Clinic Platformで代表を務めるJohn Halamka医師は「医療をグローバルに変革するためには、分散型データネットワークを全ての大陸に拡大する必要がある」とした上で、「プライバシーを保護し、国際的な法律や規制を遵守し、あらゆる言語の知識を取り入れる必要がある。今日、南米、カナダ、中東の3つの一流医療センターが、我々のネットワークに加わった。彼らは、他の地域やシステムにも、我々の世界的な取り組みに参加を促すような刺激を与え、導いてくれるだろう」と話す。

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TOKYO analyticaはデータサイエンスと臨床医学に強力なバックグラウンドを有し、健康増進の追求を目的とした技術開発と科学的エビデンス構築を主導するソーシャルベンチャーです。 The Medical AI Timesにおける記事執筆は、循環器内科・心臓血管外科・救命救急科・小児科・泌尿器科などの現役医師およびライフサイエンス研究者らが中心となって行い、下記2名の医師が監修しています。 1. 岡本 将輝 信州大学医学部卒(MD)、東京大学大学院専門職学位課程修了(MPH)、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(PhD)、英University College London(UCL)科学修士課程最優等修了(MSc with distinction)。UCL visiting researcher、日本学術振興会特別研究員、東京大学特任研究員を経て、現在は米ハーバード大学医学部講師、マサチューセッツ総合病院研究員、SBI大学院大学客員教授など。専門はメディカルデータサイエンス。 2. 杉野 智啓 防衛医科大学校卒(MD)。大学病院、米メリーランド州対テロ救助部隊を経て、現在は都内市中病院に勤務。専門は泌尿器科学、がん治療、バイオテロ傷病者の診断・治療、緩和ケアおよび訪問診療。泌尿器科専門医、日本体育協会認定スポーツドクター。
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