遠隔診療プラットフォームを提供するAmwellはこのほど、患者が自宅や病院での治療を受けやすくすることを目指したデバイスベースのツール開発を進めるため、LG Electronicsと提携することを明らかにした。
同社の公表によると、両社はまず、米国内の病院内サービスに焦点を当て、LGが病室にスマートテレビを提供することで足場を築くという。その後、LGのデバイスおよび周辺技術を活用し、Amwell独自のバーチャルケアプラットフォーム「Converge」の提供するサービスや、その他のサードパーティーサービスを統合・ホストするプラットフォーム構築と導入を目指す。
AmwellのCEOであるIdo Schoenberg氏は「我々は、プロバイダーと患者がどこにいても、合理的なインタラクションを提供し、プロバイダーがデジタル化された高度な医療を提供できるようにしたい」と述べるとともに、今回の提携によって同社の遠隔診療システムをハードウェアから強化し、さらなる基盤の拡張を見据えていることを明らかにした。
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