日本発で内視鏡AI開発を牽引するAIメディカルサービス(AIM)はこのほど、SoftBank Vision Fund 2をリード投資家とするシリーズCラウンドにおいて、総額80億円の資金調達を発表した。
同社の公表によると、今回の資金調達によりAIを活用した内視鏡診断支援システムのグローバル展開を進めるとともに、内視鏡AIのクラウドプラットフォーム構築を加速させる。AIMのCEOである多田智裕氏は自身も消化器を専門とする臨床医であり、2017年のAIMの設立以降、順調な組織拡大と領域へのイノベーションをもたらし続けている。
内視鏡医療は日本が世界をリードする医療技術として知られ、施行件数および技術水準の両面で他を圧倒する。米・中に遅れを取る医療AI開発において、日本の希望となるか、大型調達に続く今後の動向にも注目が集まっている。
関連記事: