臨床ドキュメンテーション改善ツールの開発者であるIodine Softwareはこのほど、協力関係の拡大を通じて、大規模言語モデル(LLM)であるGPT-4を含むOpenAIの人工知能技術へのアクセスを獲得することを明らかにした。
発表によると、同社製品である「AwareCDI」にOpenAIのLLMを統合し、予測精度を向上させるとともに、クエリプロセスを合理化し、ドキュメンテーションの正確性を確保することで、収益サイクルの漏れを食い止める臨床自動化ツールを開発する予定としている。コーディング効率と予測分析、および精度を向上させることで、医師は患者により集中できるようになり、病院や医療システムは提供するケアからより多くの収益を確保できるようになるという。
Iodineのデータセットには現在、米国の全入院患者データの27%以上が含まれており、OpenAIの技術統合によって、AwareCDIが「病院の機能をサポートする方法を変革する前例のない機会」を提供すると同社は考えている。
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